若手の台頭、あの男の復帰でチーム内に変化が?プレストン戦試合前情報

ワトフォード戦での大勝で勢いに乗るシティ。

次の相手は、プレストン・ノースエンドです。カラバオカップ3回戦、シティにとっては初戦となります。

チーム情報を簡単にまとめてみました!

カラバオカップ3連覇への挑戦!チーム情報まとめ

注目はどのようなターンオーバーをするのか

カップ戦ですので、ゴールキーパーはブラボに出番が回ってくるでしょう。

フィールドプレーヤーでは、前節休養したジンチェンコやギュンドアン、ジェズスやスターリングらが出場すると思います。

個人的にはフェルナンジーニョかロドリ、デブルイネあたりは休養させたいところです。

グアルディオラはエリック・ガルシアの出場を明言

ワトフォード戦の試合後、ペップはプレストン戦ではエリック・ガルシアを起用することを明らかにしました。

ここでエリック・ガルシアについて簡単に。エリック・ガルシアは18歳ながら、将来を期待されているバルセロナ生まれのセンターバックです。

彼はバルセロナのアカデミーであるラ・マシアで育成され、2017年の夏にシティへ移籍。

ラ・マシアの卒業生といえば、セルヒオ・ブスケツ、シャビ、プジョル、アンドレス・イニエスタ、セスクやジョルディ・アルバ、そして、リオネル・メッシらサッカー界を代表するスターが揃っています。あ、グアルディオラ監督とミケル・アルテタコーチもラ・マシアの卒業生ですね!

“He’s so clever.”

非常に面白いなと感じたのが、プレミアリーグ前節のワトフォード戦でのエピソード。

ワトフォードが4バックでくるか、はたまた5バックで来るのか、グアルディオラが悩んでいたところ、ワトフォードのウォームアップを見ていたエリック・ガルシアは4バックで来ると見抜き、グアルディオラに進言したそうです。

“He’s so clever.”

グアルディオラも絶賛しておりますが、もう一度言います。彼は18歳です…(笑)

将来が楽しみですし、今シーズンも重要な場面での出番もあるかもしれませんね!

メンディの復帰により考えられる影響

皆様ご存知の通り、メンディが帰ってきました!

シャフタール戦では途中出場、ワトフォード戦ではスタメンでハーフタイムまでプレーしています。

メンディは2017年夏にモナコから加入しましたが、怪我による離脱のため、左サイドバックはデルフやジンチェンコら、中盤の選手がコンバートして穴を埋めていました。しかし今夏、左サイドバックを本職とするアンヘリーノをPSVから買い戻し、メンディも復帰したことにより、手薄だった左サイドバックの選手層が厚くなりました。

ビルドアップに関してはジンチェンコを推したいのですが、やはり本職ではないことから対人守備が怪しいと狙われることも少なくありません。メンディがコンディションや試合勘を戻し、クロスや攻撃参加を得意とするアンヘリーノの守備が改善されれば、この2人で左サイドバックを争うと思います。

ジンチェンコの居場所は?

仮にメンディとアンヘリーノのコンディションが整った場合、ジンチェンコはどうなるのか?といった疑問を私も抱きましたが、個人的にはシルバが退団を表明していますし、本職インサイドハーフもしくはアンカーでの起用が増えるのではないのかなと思います。

フォーデンとともに、シルバの後継者枠を争ってチーム内に競争が生まれればとてもいいことなんじゃないかなと。

相手は現在チャンピオンシップ3位のプレストン

プレストンは、現在チャンピオンシップで5勝1分2敗。リーズ・ユナイテッドとスウォンジー・シティに勝ち点差1で続き、3位に位置しています。

1発勝負なだけに気を抜けないカップ戦

ご存知の通り、カップ戦は1発勝負です。2シーズン前のFAカップでは、当時3部のウィガンに、たった1本の枠内シュートでシティが敗れたことも記憶に新しいですよね。ジャイキリが見どころのひとつですが、シティは飲み込まれないようにしたいところですね!

プレストン戦は日本時間25日明朝3時45分です!