マドリーとのエティハド決戦を制し、リスボンへ

2月のベルナベウでの1st legに続き、無観客のエティハドで行われた2nd legも2-1で制し、見事リスボン行きを決めました!

ゲームを通して感じたことを書きますが、シティについて振り返る前にまずレアル・マドリーのことを少々。

まず言いたいのが、さすがレアル・マドリー。

リーガ王者は伊達ではなく、欧州メガクラブの恐ろしさを改めて感じた一戦でした。

どっちに転んでも全くおかしくない、紙一重のところで今回はシティが勝ち抜けを決めましたが、決定的な差はなかったと思っています。

セルヒオ・ラモスを欠いていたことがやはり大きく、シティとしてはそこに助けられました。正直彼がいたら逆の結果になってたとさえ思います。

ヴァランのミスは責められるものではないですし、叩く人はそれよりもシティのプレッシングを褒めてくださいね(笑)

お互いに負けられないプライドバチバチのゲーム終了後に、讃え合う選手たちと語り合う両監督の姿が嬉しかったですね。敗れたマドリーの選手は、すごいなと。

またの再戦を楽しみにしてる、とは言いたいけど寿命が縮む思いはしたくないのでもうこりごりですかね、、笑

さて、シティのほうに話を移しますか。

今回のスタメンはこちら

前半はフォーデンが中央に陣取る偽9番。20歳のフォーデンが見事その役目を果たして見せました。

このゲーム、特筆すべきはやはりロドリとギュンドアン、そしてウォーカーでしょう。この3人が常に中盤を落ち着かせてゲームをコントロールしていました。

特にもウォーカー、このゲームに関して言えば世界最高の右SBでした。

アザールを完封し、攻撃のビルドアップの際は中央に陣取り味方を走らせて的確なパスワークでゲームメイク。

時にはドリブルで3,4人剥がして中央突破、シュートまで持ち込み見事宇宙開発。緊張しまくりのシチズンを笑わせてリラックスさせるという役目まで担ってくれました(笑)

個人的に、左SBとして起用されたカンセロの出来にはとても驚かされました。

十分及第点を越える内容と思いますが、カンセロはまだまだ伸び代があるというか、完全にフィットしたら大化けそうな期待感を持たせてくれました。

そして、ジェズスは2試合通して本当に良く頑張ってくれました。

献身的なプレッシングとポジショニングで名手ヴァランのミスを誘発、決定的な仕事を遂行。

守備面での貢献も光りました。

デブライネは相変わらずの活躍。

生み出した決定機は8回、なんとレアルがチーム全体で生み出したチャンスも8回。

ゴールに絡むことはなかったものの、中盤で圧倒的な存在感を放っていました。

そして今回はシルバのエティハド最後のゲーム、このような結果で締めることができて本当によかった。

チャンピオンズリーグの決勝ラウンドでレアルを下す。しかも2試合とも勝ち切るなんて過去のシティでは考えられないですよね。

クラブの成長を最後にシルバに見せることができたような気がしてなんだか感慨深いゲームでした。

手堅いゲーム運びで、なんとかこの難局を乗り越えることができました。

僅差での勝利、しかしマドリー相手に失点を1に抑えられたことが大事ですよね。

全力を出し合った両チームの健闘を讃えましょう!

さて次なる相手はユベントスを下して勢いに乗るリヨン。

昨シーズンのグループステージでは1分1敗と、いい思い出のある相手では無いですし、今回と同様とても難しいゲームになりそうです。

散々苦い思い出を味わってきたCL、今季こそはチャンスをものにしたいところ。

リヨン戦は来週16日(日)朝4時キックオフです。

勝って兜の緒を締める。来週も好ゲームに期待しましょう!(^^)

今回のハイライトは以下からどうぞ!