No.17 ケビン・デブルイネ

名実ともにシティの王様となったデブルイネも、今季で加入から5年が経つ。昨シーズンの鬱憤を晴らすかのような大活躍を見せ、リーグ戦13ゴール20アシストを記録。13ゴールはキャリア最多、20アシストはアンリと並ぶシーズン最多タイ記録。ブンデス年間最優秀選手に輝いたヴォルフスブルク時代を思わせる活躍で、プレミアの年間最優秀選手を受賞。近年はなかなか個人賞に恵まれないシティにおいて、明るいニュースを届けてくれた。
ベルナベウでは仇敵クルトワ相手に見事冷静にPKを沈め、過去の因縁に決着をつけたようだ(笑)
No.21 ダビド・シルバ

今シーズンを持って母国スペインのレアル・ソシエダへと旅立つマジシャンは、34歳となった現在でも健在。相変わらずの甘いマスクで女性シチズンを魅了し続けた。今シーズンはコンパニの後を継ぎキャプテンに就任。流石にコンパニの後釜は重荷すぎたが、ため息が出るようなテクニカルなプレーでチームを牽引。今シーズンも二桁アシストを記録し、これで10年連続の二桁アシスト。デブルイネの速攻とシルバの遅攻のコンビネーションが見られなくなるのは寂しいですが、新天地でも頑張ってください!
No.20 ベルナルド・シルバ

死体撃ち状態となったワトフォード戦でハットトリックを決めて頭を抱える。あと、KOPとよくTwitterでやり合う。昨シーズンはデブルイネ不在を見事にカバーして見せたが、今シーズンもそのユーティリティさを活かして縁の下の力持ちとして貢献。本職のウイングは勿論、偽9番やIH、ボランチまでこなしてしまうから恐ろしい。来シーズンは左SBとしての起用が見込まれている(嘘です)。SNSでメンディをいじったつもりが、人種差別問題に発展してしまい、出場停止沙汰に。モナコからやってきた2人は、SNSでペップを悩ませる。個人的に忘れられないのが、カラバオ準決勝のマンチェスターダービーでのゴラッソと、ガードオブオナーで拍手せずにコーヒー飲んでた事。
No.47 フィル・フォーデン

フォーデンも気づけばお酒が飲める20歳。コロナ中断明けの活躍を見れば、もはや期待の若手では無い。CLグループステージでも数字に残る結果を出し、中断明けにはリヴァプール相手に1ゴール1アシスト。レアルとのホームマッチでは偽9番として先発し、見事なポジショニングでヴァランのミスを誘発した。同年代のサンチョがブレイクし、耐える時期を過ごしたものの見事に開花。来シーズン以降はペップのもとでレギュラーとしての活躍が見込まれる。
No.8 イルカイ・ギュンドアン

おそらくチーム内で一番評価が難しい男・ギュンドアン。とはよく言われたもので、挙げ句の果てにはペップの愛人なんじゃないかとまで言われる始末。シーズン序盤ではオタメンディと共に戦犯扱いされることもしばしば。しかし、今シーズン後半は4−3−3から4−2−3−1にシフトしたこともあり、ロドリとの2ボランチに一つの解を見出した感がある。後方からの浮き球のパスは相変わらずのクオリティ。もうすぐ30歳、インサイドハーフとアンカーを起用にこなせる貴重な存在だけに、若手に負けずにまだまだ頑張ってほしい。人気銘柄のアウアーに顔が似てる。
No.16 ロドリ

ペップ・シティは加入2年目から本領発揮する場合が多い。この選手は例外だったようです。今夏アトレティコから獲得した、待望のアンカー。すなわちフェルナンジーニョの後継者。今季はCB陣が軒並み怪我で離脱し、フェルナンジーニョをCBにコンバートできたのは、ロドリのおかげ。ロドリがいなければ今季はさらに大崩れしていたはず。ちょいちょいミドルもできます。ジーニョ先輩から戦術的ファールを伝授してもらえれば完璧です。小ネタですが、アトレティコが彼の穴埋めで獲得したジョレンテがリヴァプールを潰すという仕事っぷり(?)あと、センターバックやらせるとハムる。
No.69 トミー・ドイル

個人的にこの子は未来のデブルイネだと勝手に期待しています(笑)。カラバオ4回戦のセインツ戦でトップチームデビュー。母は泣き父は大騒ぎだった模様。両祖父がともにシティの元選手でレジェンドと言われている。U17イングランド代表ではキャプテンを務める。ドイルの台頭は早くても2〜3年後かな?密かに楽しみにしている逸材です。