2019/20 シーズン総括 DF編 Part2

No.2 カイル・ウォーカー

セインツ戦の劇的勝ち越し弾の直後にアタランタ戦では急きょGKを務める等、右SBの枠を超えて笑いまで取る万能さを見せつけた。その後、アタランタは爆発的な攻撃力でCLベスト8に進出。そのアタランタを見事無失点に抑える。コロナ中断期間では、あろうことか外出禁止令を破り、女性と◯◯パーティーに興じていた。まあまあサウスゲイト監督からもブチ切れられるが、◯◯パーティー後はワールドクラスのSBへと進化を遂げた(?)

No.27 ジョアン・カンセロ

ダニーロとのトレードでユーベからやってきたポルトガル人。加入1年目でなかなか出番をいただけず、冬には早速出ていきたいオーラを出しまくるも、シーズン終盤では左SBでアピールに成功。個人的には右足版マフレズだと思ってるくらいドリブルでワクワクさせてくれる。アケの獲得やアンヘリーノがライプツィヒから帰ってくることから、来シーズンは本職の右SBをウォーカーと争うことになりそうだが、3バックが採用されるならめちゃめちゃ光りそうな気配がすごい。2年目からのジンクスから、来シーズンのカンセロに期待しているシチズンはかなり多いはずだが、今夏にサヨナラしないことを願います。

No.22 バンジャマン・メンディ

ペップ初年度、当時モナコにいた彼の大砲のようなクロスによって敗退に追い込まれるも、シティでは未だにトップフォームを見せることはない。加入から3年が経つが、”本物のメンディ”は果たしていつになることやら。リヴァプールとのホームゲームのようなパフォーマンスを安定して発揮してくれれば何も言うことはないが、数試合出れば筋肉系トラブルを起こしちゃう構ってちゃん。期待値が高いだけに、来シーズンは手のひら返しをさせてくれることと思いたい。

No.11 オレクサンドル・ジンチェンコ

昨夏、ナポリからのオファーをお断りして残留したウクライナの至宝。昨シーズンは故郷ウクライナでのシャフタール戦、プレカンに出るもメンバー外という残念な経験から一転、今シーズンはアウェイのシャフタール戦でスタメンを勝ち取る。しかし、このシャフタール戦後にメンディが復帰した上に本人は膝の手術をして離脱。ジンチェンコアンカー起用案もちょいちょい出るが、やっぱり彼は中盤で見たいですよね。スターリングに犬の真似をしながらミーティングルームに入れなんて言われてしまう彼ですが、今シーズンはウクライナのユーロ予選突破とリポーターを務めるあの美人さんとめでたくご結婚。大はしゃぎしていたのも記憶に新しいですが、むしろ印象的なのがそれくらいだから来季はデブルイネの兄弟なんて言われないようにとお兄さんが言っていましたよ。あと、例の妻がペップの突然の奇策(大一番でよくやるやつ)にキレる。

No.12 アンヘリーノ

メンディが不甲斐ないからオランダのPSVから1年で買い戻された、下部組織育ちのスペイン人左SB。PSVさんその節は本当にすみませんでした。ぼろ負けしたけどアンフィールドでのリヴァプール戦では勇敢に戦ってくれたのが印象的。メンディの復帰もあり、1月にライプツィヒにレンタル移籍。メンディに振り回されるも、そのライプツィヒはCLで躍進。スパーズ、アトレティコを破りなんとベスト4進出。アンヘリーノはアトレティコ戦での決勝弾をアシストし、ドイツでは充実したシーズンを送ることができた様子。来シーズンからはマンチェスターで活躍してくれそうな雰囲気がぷんぷんだが、何やらスペインの某クラブがエリック・ガルシア君とまとめてさらって行くとか行かないとか。

No.78 ハーウッド・ベリス

カラバオカップ3回戦のプレストン戦でトップチームデビューした18歳(当時は17歳)。プレストン戦でチームの勝利に貢献した直後のエバートン戦、グディンソン・パークまで駆けつけてアウェイシートで応援していたところが見つかる。我々のような歴史が浅いクラブ(皮肉ではありませんよ)のサポーターはこういう子に弱いんですよね(笑)。マグワイア二世なんて呼び声もありますし、イングランド期待の新星に違いない逸材。来シーズンもどれだけトップチームでの出場機会があるかわかりませんが、要注目ですね!